経絡システムの作動原理8 : 表裏循環と経絡の3サイクル



表裏関係の経絡循環は
臓腑 相通(共変関係)に比べて非常に複雑です
臓腑 相通が同じ層位にある
経絡ら間のエネルギー交換なら
表裏関係の経絡循環は
表層と半表半裏層と裏層の間を流れている
経絡ら間のエネルギーを伝達して
お互いに連結される方式を言っているのです
表裏の経絡循環は
榮気の循環であり
12経絡の循環を言っているのです
12経絡の循環は丹中に集まった宗氣が
心臓の磁場によって榮気になり、
心臓が主管する12経絡の循環が発生します
榮気は三重構造の経絡の管に沿って
一日に50番(度)を循環しています
宗氣から分かれた衛氣は
肺が主管し、肌の表襟を循環しながら
榮気の循環(12経絡)とは異なった循環をします
衛氣は自主的に形成された網模様の衛氣の通路に沿って
一日に50度を繰り返し、循環しています
衛氣は皮膚の上に目に見えないが
スパイダーマン服に描かれた網よりもっと細かく設置されている二重構造の経絡の管に沿って循環しています
層位による経絡の流れ
表層→(太陰経絡)(太陽経絡)
手太陰肺経,足太陽膀胱経
足太陰脾経,手太陽小腸経
半表半裏層→(小陰経絡)(小陽経絡)
手小陰心経,足小陽膽経
足小陰腎経,手小陽三焦経
裏層→(厥陰経絡)(陽明経絡)
手厥陰心包経,足陽明胃経
足厥陰肝経,手陽明大腸経
12経絡の循環(表裏循環)の順は…
手太陰肺経→手陽明大腸経→足陽明胃経→足太陰脾経→手小陰心経→手太陽小腸経→足太陽膀胱経 →足小陰腎経→手厥陰心包経
→手小陽三焦経→足小陽膽経→足厥陰肝経です
子午流注圖によって循環する経絡の循環は
再び層位によって3サイクルで分けて説明することができます
経絡の1サイクル→燥濕の調節
太陰(表層)→陽明(裏層)→太陰(表層)
経絡の2サイクル→寒熱の調節
小陰(中間層)→太陽(表層)→小陰(中間層)
経絡の3サイクル→風火の調節
厥陰(裏層)→小陽(中間層)→厥陰(裏層)
に正氣の循環が行われています
榮気の循環は(12経絡)、子午流注圖に
タイムラインを合わせて循環しています
太陰経絡は表層を循環して
裏層にある陽明経に連結されます
陽明経のエネルギーは再び表層の太陰経絡に
流れるようになります
表層で裏層に再び表層に
外部から→内部→外部に
太陰経絡と陽明経絡がお互いにエネルギーを
交換する循環を表裏循環と言います
表裏の循環は
3つのサイクルによって行われます
経絡の1サイクル→太陰経絡と陽明経絡の
エネルギー交換→燥濕のエネルギーを調節→
表層と裏層のエネルギー交換
経絡の2サイクル→小陰経絡と太陽経絡の
エネルギー交換→寒熱のエネルギーを調節→
半表半裏層と表層の間のエネルギー交換
経絡の3サイクル→厥陰経絡と小陰経絡の
エネルギー交換→風化のエネルギー調節→
裏層と半表半裏層の間のエネルギー交換
12経絡の循環は
経絡の3サイクルによって、お互いに他の層位に
風寒暑濕燥火の正氣を供給し、
風寒暑濕燥火の邪氣と濁氣を運搬する
役割をしています
12経絡は手太陰肺経でジョクグォルウム簡勁まで
順に流れることがありません
同時に3個の経絡サイクルが循環しています
子午流注圖上にある手太陰肺経が活性化された夜明け5時~7時には
手太陰肺経が属している経絡の1サイクルが
もっと活性化されます
12経絡は3サイクルが同時に循環しており、
子午流注圖によって該当する経絡のサイクルが活性化されます
経絡の3サイクル同士はお互いに連結されています
これがホモ・サピエンスの生命回路図にセッティングされている経絡システムの秘密です
表層と中間層と裏層の間で
経絡と経絡の間のエネルギー交流と流れを
説明する東洋医学の理論には
標本中理論と開闔樞理論があります
外部のエネルギーが内部に入る時、
内部のエネルギーが外部に出る時,
層位が他の経絡と経絡の間に
正氣と邪氣が入っていく原理と
法則を説明したものが
標本中理論と開闔樞の理論です
12経絡の循環は
正氣の循環です
正氣は経絡という通路を通じて流れます
まるで包装された道路の上を走る自動車のように
経絡の循環は生命回路図に設計された
経絡システムの回路網に沿って
一方通行で流れています
バスが路線をよってのみの運行ができように
経絡また、生命回路図にある
予定された路線を沿って一寸の誤差なく
私たちの体を外部から内部に
内部で外部に50回ずつ流れています
このような経絡と経絡の間のエネルギーの流れを
表裏関係または表裏循環と呼び、
榮気の循環と申します
ㅡ2017年7月7日
ㅡウデカ

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